最近メルカリを始めました。現在実家にいるので、子供の頃に集めていた漫画やゲームを売って断捨離してしまおうという目的です。
嬉しいことに、値段を相場よりも高くしていても売れ行きがいいです。
安定して人気がある商品を出品しているという理由もあると思いますが、マーケティングの基礎に則って出品しているのが売れ行きの良さに影響していると思っています。
今日は、私がメルカリ出品時に必ず行っている3C分析について話そうと思います。
マーケティングの基礎中の基礎なので知ってる人も多いと思いますが、ブロガーやYoutuberなど発信してる人は必須知識です。なんなら全ての仕事に必須だと思っているので、飛ばしながらでもいいので見てもらえたらと思います。
まず、基礎情報です。
3C分析とは、Customer(市場・顧客)、Company(自社)、Competitor(競合)という3つの「C」について分析する方法で、事業計画やマーケティング戦略を決定する際などに用いられます。▼参考サイトhttps://promote.list-finder.jp/article/marke_all/3c-analysis/
これだけ読んでもピンとこないと思うので、メルカリに当てはめてみます。
実際に私が「中古で犬夜叉の漫画全巻セット」を売る時に行った3C分析を例に説明します。
市場分析
自分が持っている商品が、現在どれくらいの値段・どのような状態で取引されているかの調査です。
調査時間はあまりかける必要はなく、市場の相場を知れれば大丈夫です。(時間をかけてもいいですが、かけた分だけリターンは見込めないかと思ってます)
自社分析
自分の持ってる商品を分析します。この分析により、お客さんが他の出品物ではなく、自分の出品物を選んだ時に与えられるメリットを考えます。
顧客分析
お客さんが、どのようなモチベーションで商品を探しにくるかを考えます。顧客分析を行うことで、「お客さんがどのような情報を求めているか」「どのような商品を求めているか」を知ることができます。(これも時間をかけようと思ったら際限なくかけられるので、ざっとでいいです)
競合分析
同じ商品を売っている他のユーザーは、どのような商品をどのように出品しているかを分析します。この分析により、絶対ここのポイントは推した方がいいポイントが分かり、その商品の王道の売り方が分かります。
中古で買ったのか、新品で買ったのかを記載しているケースが多い
保管状態を書いている商品が多い
現在の商品の状態はどうなっているかは必ず書かれている
以上で3c分析は完了です。
あとは、上記の分析に沿って写真を用意し、説明文を作るだけです。
ポイントは以下です。
これらをわかりやすく伝えることです。
実際に私が作った文章が以下です。
- ①④全巻新刊で買ったことを提示
(質の良い商品であることをアピール) - ②商品がお客さんが求めている物であることを提示
(バラ売りでは無いことをアピール) - ③⑤⑥他の出品物よりも美品であることを提示
(自分から買うことのメリットをアピール) - ⑦⑧⑨他の出品者が明示していないが、お客さんには必要な情報を提示
(質の良い商品であること・自分から買うことのメリットをアピール)
この商品ですが、高めの値段設定でしたが出品から2日で売れました。必要な人に必要な情報を届けられたからだと思っています。
ということで、本日は物を売るための極意、3C分析について書きました。
物を売るメソッドは自分を売り込むことにも使えると思っています。自分が何かを発信する時に3C分析を意識すると、「誰にどんな情報を伝えるか、相手が選ぶ価値があるか」がわかり、芯がブレなくなるので是非実践してみて欲しいです。
因みにこれを考えることは私の本職だったりする。そしてできてなくて怒られたりもする。
それでは!
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